海外の活動

エルサルバドル

みつばち保育所の運営

私たちはエルサルバドルの「みつばち保育所」(サンタテクラ市内にあるスラム街の子どもたちのための無償寺子屋)を運営しています。特に、定期的に栄養指導・衛生指導も行い、チクングニア熱、テング熱、ジカ熱等から子どもの命を守っています。栄養指導の後に、学生有志スタッフが子どもたちと一緒に食事をとるのですが、あたり前に見えるこのようなことが、エルサルバドルでは本当に特別なことなのです。
「みつばち保育所」は、貧困と暴力に苦しむ多くの子どもたちが、安心して絵を描いたり、読書をしたりしながら教育を受けることができる場所になっています。
また、歯磨きや口を清潔に保つための指導は、ボランティア歯科医が定期的に行います。医薬品等の購入には日本からの支援金が遣われます。

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医療巡回サービス

栄養失調と不衛生な生活を強いられている
みつばち保育所の子供たちや、地域の高齢者のために、
栄養摂取指導と健康診断を無料実施しています。

給食配給サービス

子供たちに栄養バランスの良い食事を配給し、健康的な食生活を守るため、
母子への栄養指導をおこないます。

ホンジュラス

アポス(ホンジュラス社会事業協会)

ホンジュラスの活動は「未婚の母のためのセンター」設立から始まりました。
2012年から青空教室「リブロス・リブレス」を行っています。
「リブロス・リブレス」は週に一度、首都テグシガルパの市場で開かれる屋外の教室です。
スタッフが歩いて机や椅子、本を市場まで運び、そこに来る子供たちに読み書きを教え、
共に本を読んだり、絵を描いたり、広場で遊んだりします。
決して治安が良いとは言えないこの国で、子供たちが安心して遊び学べる場所になっています。

グアテマラ

リブロス・リブレス

グアテマラでも、ホンジュラスのアポス同様に、リブロス・リブレスが2015年3月から始まりました。
リブロス・リブレスは週に一度、首都テグシガルパで開かれる青空教室です。
スタッフは歩いて机や椅子、本を市場まで運び、そこに来る子供たちに読み書きを教え、
共に本を読んだり、絵を描いたり、広場で遊んだりします。

グアテマラの子供と音楽

メキシコ

I.C.T.E メキシコ技術短期大学

メキシコは貧富の差が大きく、学業はまだまだお金持ちのものであるため、1991年に学費の安い「手に職をつけられる」イクテ技術専科短期大学を設立しました。
イクテはメキシコで初めて開学された短期大学であり、コンピュータグラフィックやインテリアデザインなどの技術、哲学を学んだ後、卒業後は速やかに現場社会で活躍できるよう綿密な教育プログラムが 組まれています。
2017年9月には、マグニチュード7.1、8.1の2度にわたる大地震でメキシコシティーの大部分が破壊されましたが、地震後すぐにイクテのスタッフは近くの避難所に「子どもの場所」を設け、復興支援を始めました。

イタリア

ISI(イ・サンティ・インノチェンティ協会)

イ・サンティ・インノチェンティ協会(児童を守る協会)は特に里親制度や中米の貧しい学校の援助を行っています。
エルサルバドルのカウンターパート”Fundacion Divina Proviclencia”(フンディプロ)と共に、みつばち保育所を10年以上にわたり運営しています。

サルパーレ

NGOサルパーレ(船の帆)
南イタリア、アグロポリにあるカウンターパート、サルパーレ。
フクシマの震災の後、イタリアの数箇所にて写真展を開催しました。

トナーレスターテ協会とのかかわり

トナーレスターテ国際平和文化フォーラムは2001年にイタリアで始まりました。
ここでは政治、経済、宗教、文化、国、人種の壁を越えて、
世界情勢の主たるテーマについて話し合います。
もっともスポットがあてられるのは政治経済の重圧によって声を奪われた人々です。
日本からも毎年、パネリストが参加しています。

トナーレスターテ国際平和文化フォーラム